1938年、米国デュポン社の研究室でR.J.Plunkett博士によってPTFEが発見され、化学・電気・電子・機械・建設・建築、食品の各分野はもちろん近年は環境・安全性、 高機能性のニーズにこたえて、半導体、自動車、OA機器から厨房機器、医療機器、レジャー用具等、多くの新規用途を生み出し続けています。
ポリテトラフルオロエチレン（PTFE＝四ふっ化エチレンのポリマー）のディスパージョンは、 PTFEふっ素樹脂がミセル状（ポリマーが幾重にも折り畳まって、球のようになった状態）で水に分散したものです。
PTFEディスパージョンにせん断力を加えることによって、PTFEがクモの巣状の繊維として広がり、その繊維に粒子が絡みつくことによって発塵を抑えます。