TOP > 肥料事業部TOP

肥料事業部

土づくりの原点

日本の農業を強くする

農業の土台となる土づくり

 土づくりとは、作付け前に土壌環境を整えることを指します。必要な栄養素を充当することで農作物の根の伸長を促し、良質かつ安定した生産を維持する上でなくてはならないものです。
 当社では、ドロマイト・石灰・高炉スラグを原料として、マグネシウム・カルシウム・ケイ酸を、主に関東以北の田畑に供給しております。

マグネシウムを畑に供給する

農業の基盤となる土づくりとドロマイト

 栃木県葛生地区は日本でも有数のドロマイトの産地として知られています。ドロマイトは石灰石中のカルシウム(Ca)の一部がマグネシウム(Mg)に置換したものです。石灰質肥料として使用すれば、土壌の酸度矯正だけでなく、植物に必須な養分であるCaとMgを同時に施肥することができます。
 この貴重な鉱物資源を農業に活かしていただくことで、社会に貢献してゆきます。

幅広い用途で使われる消石灰

酸性土壌を速やかに中和し、収量の見込める農地に

 石灰石を焼き、水をかけて得られる消石灰は、作物へのCa供給ともう一つ、農作物を育て酸性化している農地を速やかに中和する役割を担っています。消石灰の散布は、農作物の収量と品位の安定に不可欠であり、毎年安定した供給を行える体制を整えております。

家畜を病気から守る

 鳥インフルエンザ、口蹄疫など、畜産農家の皆様が最も警戒するのが伝染病です。消石灰は強アルカリ性で高い抗ウイルス機能、殺菌作用があるので、畜舎やその周辺の消毒及び防疫用資材として使用されています。

日本の食を支える縁の下の力持ち

稲の成長を助けるケイカル

 日本の主食であるコメ、稲の成長に不可欠な肥料、それが『ケイ酸カルシウム』(ケイカル)です。ケイカルに含まれる有用元素『ケイ酸』には、水稲やイネ科の作物を倒伏しにくく丈夫にする、病害虫への抵抗力を増加させるなどの効果があります。
 当社では、製鉄所から副成する高炉水砕スラグを原料として受け入れ、乾燥、粒度調整したのち、関東北を中心とした稲作地域へ製品を供給しております。

農業の明るい未来のために

 当社のすべての肥料製品は全農様を通じ各県の農協様へ納められ、それぞれの農家様にお使いいただいております。日本の食の安心安全、そして安定を全農様と協力し保っていく所存です。